開発者秘話
1987年−開発開始の舞台裏
社内コードネーム「welcome telephone」として、無人受付装置の開発を始めました。開発の動機は、その当時の当社の受付業務は総務部が兼務しており、受付窓口(壁に取り付けた窓口です。現在はよく守衛室等で見られる来訪者の対応する窓口ようなものです。以前は、そのような受付窓口をよく見かけたものです。)から来訪者と対応を行っていた。
受付業務を行わないといけない事情で総務部は行動範囲が制約されており、仕事の合間の受付業務を行うため業務効率の低下というか、うっとーしかったようです。
その状況を見かねた当時の社長から無人で受付を行うようなものを開発できないか?との依頼がありました。その当時の当社の玄関周りは狭く受付テーブルを置くスペースも無く壁掛け式の装置を開発する必要がありました。壁掛け式の電話機だけでは、訪問先への内線番号がわからないので、表示部がいるよね?? 表示部には受付嬢(アニメ)が動くといいよね、、出来たら画面から選択できて電話がつながるといいよね!!そういえば、来訪者が気づくようにしないといけないね、、、人検知センサーを付けて来訪者を検知して挨拶するといいよね!! 、、、、、と開発者たちの試行錯誤が続き、無人受付の原型が出来上がりました。
1989年−無人受付電話の老舗
試作機が社内の玄関で動き始めた時に、当時の交換機販売部署の部長より、この装置を交換機にセットにして交換機の販売促進として拡販する動きが生まれた。その当時、このような無人受付を行う装置は皆無な状態であり、試作機を一部改良して製品化を行い市場に提供した。(所謂、無人受付では当社は元祖?老舗?なのです。たぶん、、、)
上記装置は、ロルム交換機(その当時IBMの傘下であった交換機メーカー)の付属商品として最初に販売を開始した。交換機の付属商品として電話機のイメージを強くするために「受付案内電話」(現在も当社では受付案内電話と呼ばれることが多い)と呼ばれていた。しかし、その当時上記商品の売れ行きは芳しくなかった。当時1989年は平成元年であり、所謂バブルの始まりであり費用削減よりは、少しでも見目の良い受付嬢を会社の顔として置くことが会社のステータスのような時代でもあり、殺風景な受付装置は会社の印象を悪くすると思われたのかもしれない。(確かに、その当時は、大手企業の受付は華やかでした。私の友人が某企業の受付嬢と結婚して、結構式では同僚に羨ましがられていました。なつかしい!!)
<操作手順からの抜粋>
本装置の50cm以内に立つと、人検知センサーにより検知し、内蔵スピーカーより「いらっしゃいませ。画面に触れてお選び下さい。」と音声がながれます。訪問者は、タッチパネルより、- 名前による選択・・・訪問相手の個人名を知っている場合に選択する。
- 部・課による選択・・・訪問先の部名、又は課名を知っている場合に選択する。
- 業務内容による選択・・・訪問先の業務内容(商品名等)を知っている場合に選択する。
<仕様抜粋>
CPUは、NEC製のV25プロセッサを使用した独自CPU基板を作成し、表示部には近年プラズマテレビで話題になっている初期のプラズマディスプレイを利用した。当時のプラズマディスプレイには当然カラー表示は無い状況であり、上記のように黄色みがかった表示となる。消費電力もその他の液晶ディスプレイよりも消費量が多く仕入れ費用も高めであった。
しかし、一点だけ良い部分があった。視野角が他の液晶ディスプレイよりも広いことだ。その当時の液晶ディスプレイは視野角が狭く少し斜めから見るとまったく見えない!!当時の当社の玄関は日の光がよく差し込む悪状況のため、表示部分が光に反射して見にくくなるのでプラズマディスプレイの高輝度で視野角が広くないと(液晶ディスプレイではだめでした)とても表示できない状況だった。
画面の表示にも苦労した。現在のようなOSが組込み系では無いため、画面をドット単位で受付嬢のアニメを作成した。作成者の異常な情熱と根気が結実した秀作と言えるのではないだろうか?音声は当時の当社の女性社員の協力をお願いした。現在だったらナレーターにお願いするのだが、その当時は開発費が予算をオーバーし、一時的に代用として利用したのが、そのまま製品版でも代用されることとなった。(まあ、あまり売れなかったからいいか、、、、)
| CPU |
NEC製のV25(16MHz)搭載の独自CPU基板を使用 |
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| 表示機能 | 表示デバイス | プラズマディスプレイ |
| サイズ、分解能 | 211×132mm(10.4インチ),640×400ドット | |
| タッチパネル | 赤外線ビームセンサー方式 | |
| 人検知 | 赤外線センサー | |
| インターフェイス | モジュラーコネクター(交換機接続用),RS232C(保守パソコン接続用) | |
| ソフトウェア | ソフトウェア | 独自ファームフェア内蔵(OS無し) |
| 保全データ量 | 社員数 600名 |
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| 外形寸法 | W527mm×D116mm×H357mm | |
| 重要 | 8.0kg | |
| 消費電力 | 40W | |
| 使用電源 | AC100V | |
受付案内電話システムは、販売が芳しい成果を上げることが無かったので、その後数年で販売を中止した。しかし、当社の玄関に設置した受付案内電話システムは、当社の無人受付として次期開発した「オレッセ」まで12年間受付業務を大きな障害もなく、一部バッテリー等の交換を行ったが稼動しつづけた。その間、当社に来訪されたお客さまから多くの引き合いがあったが、利用している部品の製造中止等により製造コストが販売当時よりも高くかかる状況であり、成約することはほとんどなかった(当然、販売中止したため宣伝等も行っていなかった)。
この間、数回無人受付装置の改良版の開発の立案があったが、利用者からの要望が多かった表示部のカラー化等において有効なデバイス等がなく開発が行われることがなかった。この当時まだまだ液晶ディスプレイの視野角及び輝度等において十分でなく思うような商品の開発が出来ない状況だった。
2000年−新規開発プロローグ
そろそろ当社玄関設置の無人受付も耐用年数をはるかに超えている状況であり、代替機を準備する必要があり、他社商品等の利用も視野に入れて開発の検討を行った。この間、無人受付の引き合いがあり、他社商品(パソコンを利用した装置)を仕入れて当社工事部門に提供を行っていた。数年前より、パソコンを利用した無人受付が市場に出回っていたので社内電話網の工事、交換機の設置等において無人受付装置を新設したいとの客先要望に応えるためであった。
当社の玄関にも他社商品の無人受付装置でリプレースをすることを当初は考えていたが、実は当社が設置した客先の無人受付装置の耐久性においてクレームがでるようになっていた。所詮はパソコンであり、ほぼ24時間近く稼動させる状況では1年近く過ぎるとトラブルが起こることが多くなっていた。工業用のパソコンを利用すると少しはマシであるが、市販のパソコンではどうしてもトラブルを根本的に解消することは難しいと思われた。
仕入れ先からはパソコン本体一式の提供を受けるためパソコンを工業用にすることも難しい状況であり、金額的にも一般に個人や業務用で購入するパソコンに比べ装置一式で購入するため全体的には割高な価格設定となっている。パソコンと違って専用に開発された装置としては、銀行のATMやコンビニ等に設置されている情報端末等が出回っているが、開発されている機器は、ほぼ用途を特定して開発されており、企業の受付に利用するには難しい状況であった。
上記問題点より、耐久性がある無人受付の自社開発を検討することとした。
2001年−無人受付システム オレッセ
当社の無人受付装置として2号機を開発した。表示装置はTFTカラー液晶を採用した。また、各種要望にあわせてソフトウェアの変更を容易にするためにWindows(R)を搭載した。また、データの変更をリモートから行うことができるように社内LAN用に通信ポートを設置し、離れた場所よりデータの変更、来訪者の記録の取得を行えるようにした。その他各種要望を盛り込みたい状況であったが、パソコン版無人受付装置の脆弱性を排除する必要があり、ディスクレスとしWindows(R)に付きもののシャットダウン操作を無くし電源スイッチのON/OFFで稼動するようにした。時間指定で電源のON/OFFの機能があり、最後の社員等が本装置の電源を切る必要はないようにした。(これが、管理する総務さんには喜ばれている部分です。たぶんに、今回開発したオレッセは、長年利用している当社総務の強い要望が反映されていると思います。)
本装置は、2001年の新世紀に当社の玄関に設置し、テスト稼動を行った。当社は、交換機等の設置、保守を行っている関係上故障が多い装置は、保守部門のクレームが多いため開発者の心情として安定稼動を重視する必要がある。本装置の仕様決定においては堅牢性を重視して独自CPU基板を作成するのか、費用削減のために市販のCPU基板を利用するか? で紛糾した。
OS(オペレーティングシステム)の採用においても、最終的にはWindows(R)をROM化して採用することとしたが、一部不安定な部分があり開発者を悩ませたが、Windowsはアプリ開発が容易なため使用することにした。そのため、見た目はパソコンとそれほど変わらないため、パソコンで開発されていると思われる傾向がある。良いのか? 悪いのか? 複雑な心境である。
当初年内発売を計画していた。テスト稼動もほぼ完了し、販売を始める時期に大きな障害が発生した。それは、採用した液晶ディスプレイが作動しなくなる障害で、調査・対策に時間がかかった。最終的にはディスプレイメーカーの一部回路に支障があり、数ヶ月で故障することが判明し、改良されたディスプレイで、再度テスト稼動を行うことなり、販売予定が大きく遅れ、2002年にずれこみ2002年4月より何とか販売を開始した。
価格的では、当社からの提供価格を180万円で設定した。パソコン版の無人受付ステーションの相場が150万円前後での 提供が多いため、少々高めであるが、パソコンにない堅牢性で十分勝負できると判断したからだ。
2003年−より手軽に!オレッセ・ライト
当社営業セクションより、受付案内電話(オレッセ)の低価格化の提案があった。近年のパソコンの低価格化で、パソコン版の無人受付が100万円を切るものが出始めたためだ。
一部大手企業からの引き合いで受付業務の改善の検討があり、従来の受付嬢又は電話だけの受け付けを無人受付によるサービスの向上と同時に費用削減を実現したいという要望であった。当社製「オレッセ」は、機能的には十分であったが、パソコン版無人受付に比べ金額面で劣っていたようで成約することができなかった。(辛い!)
低価格化を行う必要を痛感したが、多量に販売される市販パソコンには、価格面でなかなか対抗するすべがない。真剣に市販パソコンにより低価格版の製品を検討することとなったが、当社が設置、保守を行うネットワーク機器(社内LAN等で利用するルーター、スイッチ等の情報機器)、電話・交換機設備に比べると故障率が問題となり、他社商品を提供することがあっても、当社の商品化には販売後のメンテナンスで二の足を踏む状況で低価格化に対する対応策が出せないでいた。
ところが、今回、潟vロ・テクト様より新製品「ネットクライアント」(2004年より、コマツトライリンク様「WebLightEXP」を使用)の提供を受けることができることとなった。ネットクライアントは、当社「オレッセ」のハード仕様に良く似た仕様となっており、堅牢でありながら、Windows(R)XPが稼動するネットワーク端末として開発されており、電話部分及び対人センサー部分の対応をすることにより「オレッセ」の移植が可能なことが判明した。急遽移植を行うこととなり、ほぼ当社無人受付「オレッセ」の機能をほぼ実現することができ、今回「オレッセ・ライト」として市場に提供することが可能となった。価格も他社商品のパソコン版に比べ、UPS(無停電電源装置)が必要でなく低価格で提供することが可能となった。
2004年−Season 誕生!
会社の「受付」は企業の顔、お客様が真っ先に接する玄関口だろう。その大事な空間に置いてもらうのに相応しい「無人受付システム」にしてみろ!という上司の号令の下、「Season版」の開発がスタートしました。
開発メンバーで検討したのが、会社の「受付」として相応しい空間物としてあるものとして、どのようなものがあるか?さまざまな議論を行い、もっとも相応しいものとして上がったのが「絵画」でした。よし!「絵画」のように印象に残る画面を表示しよう!ということに決定したのですが、”「絵画」のような画面ってどんなん?”ただ単に「絵画」の画像を表示しただけでは、単に「偽者・贋作・コピー」の印象が残るだけでは?「絵画」の中でも誰もが好むと思われる「風景画」をベースにして、「季節」毎の「写真」を表示させれば。このようにして、「Season版」=「季節(春、夏、秋、冬)毎に変わる風景」をコンセプトに開発がスタートしました。
「受付嬢」へのこだわり
開発を開始して、季節ごとに背景画像をモーション技術を取り入れて切り替えていくことには成功したのですが、発売開始以来の「オレッセ」のこだわりである「受付嬢」の作成が難関でした。そこで登場したのがデザイン能力に優れていたK君でした。「受付嬢を季節に合わせた服装、雰囲気に変えて!」という「ワガママ」な要望に悲鳴を上げながら取り組んでくれました。彼女の姿を思い浮かべながら…かどうか定かではありませんが、「さくら」さん、「なみ」さん、「もみじ」さん、「ゆき」さんの登場で「オレッセ・ライト Season版」の完成です。
どうでしょうか?あなたのお気に入りの「受付嬢」は見つかったでしょうか?(私のお気に入りは「なみ」さんです)見つからなかった方は、「受付嬢」の作成に取り組んでください。少しテクニックが必要ですが、作成マニュアルをご覧いただければ「お気に入り」が作成できると思います。(某証券会社様は独自の受付嬢を作成されました。)
2005年 待望のソフトパック販売開始!
オレッセ・ライト Season/カウンタータイプはタッチパネルディスプレイ一体型パネコンを使用しています。FANレス、Diskレス、OSのROM化(WindowsXPEmbedded)により、堅牢性、耐故障性に優れており、好評を頂いていますが、当社営業セクション及びお客様から「もっと大型のタッチパネルで使用したい」、「タッチパネルディスプレイとパソコンは用意するのでソフトウエアだけ提供してくれないか」等のご要望が数多く寄せられました。そこで開発チームが召集され、「オレッセ・ライト ソフトパック」の開発がスタートしました。開発を行う上で下記の事項の検討・調査を行いました。
- 1.赤外線センサー
- 2.発信アダプタ
発信アダプタは低価格で入手可能な市販モデムの使用を検討しましたが、受話器のフック検知ができない、また、トーン検知(ビジートーン等)ができないので不採用としました。現在のオレッセ・ライトで使用している発信アダプタは市販モデムより高価ですが、受話器のフック検知及びトーン検知が可能で、お客様が受話器を取られてから自動発信を行うことにより高度な電話制御が可能であり、お客様が操作に困らないようにきめ細かい制御を行っています。

上記のような課題点をクリアしながら「オレッセ・ライト ソフトパック」が完成しました。お客様ご自身で設置・導入を行ってもらえるように機器の取り付け手順やプログラムのインストール手順を説明書に明記しています。また、「オレッセ・ライト ソフトパック」のデモ版の無料配布を行っています。電話発信は行えませんがお客様ご自身のパソコンでオレッセ・ライトの操作感、使いやすさを実感してもらえると思いますのでお申し込みをお待ちしています。
2006年 DX版誕生−お客様のご要望にお応えして!−
オレッセ・ライト Season/カウンタータイプの発売後、さまざまなお客様からお問い合わせを頂き、貴重なご意見、ご要望を頂いておりました。これらのご意見、ご要望を取り入れるために進化した「オレッセ・ライト」の開発がスタートしました。
お客様のご要望で、もっとも多かったのが「オレッセ・ライト」で表示しているメニュー項目に関してです。オレッセ・ライト Season/カウンタータイプで表示しているメニュー項目は下記の項目です。
- ・名前で検索
- ・部署名で検索
- ・業務内容で検索
- ・ダイヤル表示
- ・総合受付
- ・タクシー呼出
オレッセ・ライト Season/カウンタータイプでは、このメニュー項目のうち、”業務内容で検索”、”総合受付”、”タクシー呼出”はメニュー項目への表示を行わないようにメンテナンス設定することができるようになっていますが、他のメニュー項目、”名前で検索”、”部署名で検索”、”ダイヤル表示”はメニュー項目への表示を必ず行うようになっています。
近年の「個人情報保護法」等で個人情報に関する関心が高くなり、「名前で検索」を無くして欲しいという要望が高くなりました。そこで、上記のメニュー項目の全てに関して、表示を「する」、「しない」の選択が行えるようにしました。
また、メニュー項目の名称も変更できるようにして、例えば「業務内容で検索」を「商品名で検索」に変更して、商品分類を行うことにより、その商品を取り扱っている該当部署への自動発信を行うようにしました。
また、オレッセ自体の機能ではないのですが、多かった要望で「セキュリティ扉のリモート開錠」があります。これを実現する手段として、大東通信機様の商品「電話解錠装置」をある展示会で見かけ、これをオレッセと組み合わせることで解決するかも…と思い、オレッセと組み合わせて検証を行いました。その結果、問題なくリモート開錠できることを検証できましたので、HP上のQ&Aに掲載して紹介しています。
今後もお客様のご意見、ご要望を取り入れて、進化するオレッセにしていきたいと思っていますので、皆様のご意見・ご要望をお待ちしていますので、よろしくお願いします。
2007年 IP電話への対応!
オレッセ・ライト Season/カウンタータイプ等では設置するときに、アナログ電話回線及びメンテナンスを行うために LAN回線をご用意して頂く必要があります。近年急速に普及しているIP電話に対応すると、アナログ電話回線は必要 なくなりLAN回線だけをご用意して頂くだけで済み、受付周りの配線がスッキリします。 そこで、オレッセ・ライトをIP電話対応化を行うことにしました。 IP電話対応といっても、各交換機メーカーで統一されているわけではありません。そこで、IP電話対応交換機で国内で もっとも普及しているNEC様のUNIVERGE SV7000等の交換機に対応することにしました。
開発を行う上で必要となる交換機との電話制御に関する技術を得るために、NEC様の「UNIVERGE アプリケーション パートナープログラム」に参画し、開発に必要な技術情報を収集しました。その結果、アプリケーションプログラムとの連携に NEC製ソフトフォン「DtermSP30」を採用することにし、プログラムと電話制御の連携を行いました。
開発を行う上で最大の課題であった電話連携は解決しましたが、もうひとつ課題が残っています。従来のアナログ電話対応の オレッセ・ライトではアナログ電話機であれば良いので、電話機はお客様の好みに合ったアナログ電話機をご使用して頂く ことが可能でしたが、IP電話では使用するIP電話交換機にマッチしたUSBハンドセットを使用しなければなりません。 そのため、NEC製USBハンドセット「UTR−1−1D(BK1)」を採用することとし、標準でこのUSBハンドセット を付属品として添付することにしました。

また、筐体のボディカラーもお客様からのご要望で多かった「黒色」をラインナップに加えて、お客様のご要望により、 筐体のボディカラーを「白色」、「黒色」の2色からお選び頂けるようにしました。

このようにして開発を進めていき、従来のオレッセ・ライトの操作性を引き継ぎながら、IP電話対応化を行うことが完了 しました。しかし、IP電話との連携は始めての試みであり、テスト、検証をどのように行うのか?を検討しました。 開発を始める段階で参画したNEC様の「UNIVERGE アプリケーション パートナープログラム」のサービスに 「相互接続検証」という項目があり、NEC様と共同で検証確認を実施しました。その結果、無事に検証をクリアして、 NEC様より「UNIVERGE CERTIFIED製品」として認可してもらい、NEC様のHPに掲載してもらっています。 http://www.nec.co.jp/univerge/univergepartner/product/100216/100216_1.html
今後もNEC様のIP電話だけでなく、他のメーカーのIP電話への対応を行っていくことも計画しています。 時代の進歩と共に皆様と一緒に進化し続ける「オレッセ・ライト」を今後もよろしくお願いします。
後 記
当社は、一般の家電メーカーではなく、ネットワーク設備に関する特定用途の開発を行っており、当社開発商品だけでなくネットワークに関連する機器(ルーター、スイッチ、パソコン、オフコン、交換機、電話等)の販売、業務系システムの開発等を行っていますが、当社の母体はNTT様の通信工事会社であり、ネットワーク工事、交換機工事、CATV工事、CBOX等の土木工事等情報通信に関する各種工事を多く手がけており、どちらかといえば工事会社として見られる傾向があります。
しかし、当社に来訪されたお客様の多くは、無人受付案内(オレッセ)によって好印象をいただいております。無人受付装置は、まだまだ一部企業に見かけるぐらいと思いますが、今回の当社の「オレッセ・ライト」を利用され受付業務の改善がお客様の話題作りになると考えております。どうぞ関心をお持ちになられましたらご連絡をお願いします。また、特定用途の商品開発、ネットワークに接続する装置の開発をほぼ30年近く実施しており、マイコンを利用した機器開発等のご用命がございましたら、お気軽にご連絡くださいますように、お願いします。
大変長文となりました。最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
